2010年02月04日

書籍の売上分配率について

1000円の本を売った場合、
原価(*)500円
著者への印税100円
出版社利益100円
小売り220円
流通80円
* 紙代、印刷、製本、管理、広告、編集費など
という割合で売上が分配されるそうだ。
なお、返品率は35〜40%。
(TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」にて荒川洋治氏)

これを電子出版にした場合、出版、流通のコストはいらなくなるし、小売りのコストも下げられるかもしれない。
つまり、1000円のものが820円以下にできるということ。

ただし、出版社を通さないことで、コンテンツの品質保持は難しくなるだろう。
すると、一部の電子書籍はさらに安い価格で流通するかもしれない。

その一方で、既存の出版業界では考えつかなかったような電子書籍が現れる可能性もある。

電子書籍をどのように流通させるのか、今後その仕組みづくりがどうなるか、目が離せない。
異業種からの参入が容易なところがまたおもしろい。
posted by K/I at 16:30 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ネタのたれ流し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年12月04日

ネタのたれ流し・mixi雑誌

思いついたけれど、「自分でやるつもりまったくなし」のアイディアメモを書いてみます。
ボツネタ多し。要注意。

さて、第1発目。(2発目以降があるかどうか。かなりあやしい)



mixiも入会の規約が変わり、紹介なしで入会できるようになるらしい。
当然の流れだと思う。

一般に門戸を開いたのなら、たとえばmixiのコミュニティで「webマガジン」を発行するのもありだろう。
もちろんフリーペーパーだ。

購読者の募集は:
mixi内ではコミュニティとして購読者を募る。
一般に向けてはコミュニティのURLを入口にする。「講読には、mixiへの入会が条件です」の注意書きを添える。
※なお、mixiでは、ログオフ状態でコミュニティのURLにアクセスするとログイン画面が表示され、ログインするとコミュニティのURLに転送される。

記事は、コミュニティにトピックをたてて書く。
読者は、自分の感想をコメントとして自由に書き込める。
※文中に広告を挿入すると mixi の規約違反になるのかどうか、調べていない。
 なんらかの収益確保の手段は用意しなければならない。

考えてみれば、コミュニティでなくても、「webマガジン」の mixi アカウントを作り、日記に記事を書いてもいいわけだ。

媒体として mixi を選ぶ理由としては、多くの人が毎日のようにアクセスしているから。
コミュニティの参加者は、記事が掲載されるたびに閲覧してくれる可能性があり、優良な媒体となりうる。

最近、テーマを絞った独自の SNS を開設し、特定ユーザーをかき集めようという動きが見られる。

たとえば、
http://smcb.jp/_qu00
http://www.medicamon.jp/
http://www.creco.biz/
などなど。
うまくいっているところも、うまくいっていないところもあり、状況はさまざま。
現時点では、独自 SNS を展開するメリット/デメリットがまだはっきりしないが、mixi 外で新しい SNS ムーブメントが起きているのなら、mixi 内でもなんらかの動きを起こしてみたい気がする。
タグ:SNS mixi 雑誌
posted by K/I at 02:52 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | ネタのたれ流し | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする