Linux が使い慣れているのだが、仕事上 Windows 系フォーマットの文書でやりとりすることが多く、Windows の使用は必須なのでこういうやり方になっている。
時折 X アプリを使いたくなるが、わざわざそのために商用の X サーバーソフトを購入するのもいやなので、Cygwin パッケージで Windows を X 端末にして使っている。
Cygwin
http://sourceware.org/cygwin/
※Cygwin のインストールや設定手順などは割愛。
※以下、バージョン 1.5.24-2 で試した。
インストールするとデフォルトで X Window System 関連のおもなパッケージがインストールされるようだ。
もしインストールされていなければ、X-startup-scripts を選ぶと必要なパッケージが選ばれてインストールされるはず。
なお、Windows Vista の場合は WindowMaker パッケージをインストールしないと、X Window を正常起動できなかった。
※うまく設定すれば解消できるのかもしれないが、面倒なのでとりあえずこれで。
念のため、最低限必要なパッケージを列挙する
- X-startup-scripts
- xorg-x11-base
- xorg-x11-bin
- xorg-x11-bin-dlls
- xorg-x11-bin-lndir
- xorg-x11-etc
- xorg-x11-fenc
- xorg-x11-fnts
- xorg-x11-libs-data
- xorg-x11-xwin
- xterm
- WindowMaker (特に Windows Vista の場合)
$ startxまたは
$ startxwin.shで X サーバーを起動する。(
startxwin.batというのもあるが、こちらは通常のコマンドプロンプトからの起動用か?)タスクトレイに、X Window System のアイコンが表示され、xterm のウィンドウが開く。
もし、xterm ウィンドウが開かない場合は、startx コマンドの xterm のパスが違っているかもしれない。
その場合は、startx を書き換えるか、xterm のパスを引数に与える。
which コマンドがあれば、こんな感じ:
$ startx `which xterm`これで X サーバーが立ち上がり、Windows 端末を X サーバーとして使える。
たとえば、Linux マシンから、Cygwin マシンに X アプリを表示させるには、次のようにすればよい。
まず Cygwin マシンの xterm 上で、
$ xhost Linuxマシンを実行して Linux マシンからの X 経由のアクセスを許可しておく。そして Linux マシン上で、
$ DISPLAY=Cygwinマシン:0.0; export DISPLAYとする (bash の場合)。なお、0.0 のところは、ディスプレイ番号.スクリーン番号である。
これで、Linux マシンで X アプリを起動すると、Cygwin マシンに表示されるようになる。
X サーバーを終了するには、xterm または起動シェル上で exit すればよい。

