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2007年06月04日

Windows を X サーバーにする (Cygwin)

ふだん、Windows 端末から Linux サーバーにSSH接続して Linux 上で作業している。
Linux が使い慣れているのだが、仕事上 Windows 系フォーマットの文書でやりとりすることが多く、Windows の使用は必須なのでこういうやり方になっている。

時折 X アプリを使いたくなるが、わざわざそのために商用の X サーバーソフトを購入するのもいやなので、Cygwin パッケージで Windows を X 端末にして使っている。

Cygwin
http://sourceware.org/cygwin/

※Cygwin のインストールや設定手順などは割愛。
※以下、バージョン 1.5.24-2 で試した。

インストールするとデフォルトで X Window System 関連のおもなパッケージがインストールされるようだ。
もしインストールされていなければ、X-startup-scripts を選ぶと必要なパッケージが選ばれてインストールされるはず。
なお、Windows Vista の場合は WindowMaker パッケージをインストールしないと、X Window を正常起動できなかった。
※うまく設定すれば解消できるのかもしれないが、面倒なのでとりあえずこれで。

念のため、最低限必要なパッケージを列挙する
  • X-startup-scripts
  • xorg-x11-base
  • xorg-x11-bin
  • xorg-x11-bin-dlls
  • xorg-x11-bin-lndir
  • xorg-x11-etc
  • xorg-x11-fenc
  • xorg-x11-fnts
  • xorg-x11-libs-data
  • xorg-x11-xwin
  • xterm
  • WindowMaker (特に Windows Vista の場合)
インストールしたら、Cygwin Bash Shell を起動し、
$ startx
または
$ startxwin.sh
で X サーバーを起動する。(startxwin.batというのもあるが、こちらは通常のコマンドプロンプトからの起動用か?)
タスクトレイに、X Window System のアイコンが表示され、xterm のウィンドウが開く。
もし、xterm ウィンドウが開かない場合は、startx コマンドの xterm のパスが違っているかもしれない。
その場合は、startx を書き換えるか、xterm のパスを引数に与える。
which コマンドがあれば、こんな感じ:
$ startx `which xterm`
これで X サーバーが立ち上がり、Windows 端末を X サーバーとして使える。

たとえば、Linux マシンから、Cygwin マシンに X アプリを表示させるには、次のようにすればよい。
まず Cygwin マシンの xterm 上で、
$ xhost Linuxマシン
を実行して Linux マシンからの X 経由のアクセスを許可しておく。そして Linux マシン上で、
$ DISPLAY=Cygwinマシン:0.0; export DISPLAY
とする (bash の場合)。なお、0.0 のところは、ディスプレイ番号.スクリーン番号である。
これで、Linux マシンで X アプリを起動すると、Cygwin マシンに表示されるようになる。

X サーバーを終了するには、xterm または起動シェル上で exit すればよい。
posted by K/I at 09:39 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(1) | 技術メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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