内容がダブるが、手順を書き留めておく。
(1) SVN::Core のインストール
SVN::Core のインストールには APR などが必要なので、まずhttpd-devel パッケージをインストールしておく。
# yum install httpd-devel
次に、Perl モジュール SVN::Core をインストールする。
SVN::Core は CPAN では提供されていないため、Subversion のソースからインストールする。
まず、インストールされている Subversion のバージョンを調べる。
$ svn --version
今回は 1.4.2 だったので、対応するバージョンの Subversion のソースを入手する。
最新のソースが「Subversion latest source release」にあるので、そのバージョン番号を変えてダウンロードした。
$ wget http://subversion.tigris.org/downloads/subversion-1.4.2.tar.bz2
ダウンロードしたファイルを解凍し、./configure コマンドを実行する。このとき、ライブラリのインストール先を /usr/lib にしておく。
$ ./configure --libdir=/usr/lib
あとは make し、インストールする。
$ make swig-pl
$ make check-swig-pl
# make install-swig-pl
ただし、check-swig-pl する際に LANG が ja_JP などになっているとエラーになってしまう。その場合は、
$ LANG=C make check-swig-pl
などとする (Bash の場合)。
(2) SVK のインストール
SVK のソースを入手する。SVN 経由で入手するには、
$ svn co http://svn.clkao.org/svk/branches/2.0-releng/
など。
チェックアウトしたディレクトリに移動し、
$ perl Makefile.PL
を実行する。不足している Perl モジュールを洗い出してくれる。
# make
# make install
make するとき、CPAN から不足 Perl モジュールを自動インストールするので、root 権限で実行する。
また、SVN::Mirror のインストールの際、やはり LANG を C などにしないと test でエラーになることがあるので、その場合は、
# LANG=C make
などとする。
以上で、SVK のインストールが完了する。
$ svk --version
で、正しく実行できるか確認できる。