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2009年12月05日

携帯アプリの作り方 -- iアプリ(DoJa)編

iアプリの開発環境は、NTT から提供されている (Windows版のみ)。
DoJaプロファイル向けの開発ツールダウンロード
http://www.nttdocomo.co.jp/service/imode/make/content/
iappli/tool/doja/index.html
今回は、現時点での最新版「iαppli Development Kit for DoJa-5.1」(「iアプリ開発キット」と呼ぶことにする) を使用した。

(1) Eclipse をインストール

Eclipse 上で開発するほうがなにかと便利なので、Eclipse をインストールしておくことにしよう。
iアプリ開発キットは Eclipse 3.0.* および Eclipse 3.1.* にしか対応していないので、そのバージョンの Eclipse を用意する必要がある。

旧バージョンの Eclipse は、eclipse.org のサイトからダウンロードできる。
http://archive.eclipse.org/eclipse/downloads/index.php
今回は、3.1.2 をダウンロードして、C:\ 直下に展開した。
ほかのバージョンの Eclipse と区別するために、C:\eclipse_3.1.2 とフォルダ名を変更しておく。

なお、ランゲージパックを探すのがめんどうだったので、とりあえず英語のまま。

(2) iアプリ開発キットのインストール

前述の NTT のダウンロードサイトから、iアプリ開発キットの 5.1 をダウンロードし、実行する。
インストーラが展開されるので、DISK1 フォルダ内の setup.exe を実行する。
途中、「セットアップタイプ」画面で[カスタム]を選択する。
次の「機能の選択」画面で、[Eclipse3.0/3.1 プラグイン]にチェックを入れて次に進む。
iアプリ開発キットのインストール
「Eclipse 3.0/3.1 インストールディレクトリの指定」画面では、(1) で展開したフォルダ名 (今回は C:\eclipse_3.1.2) を選ぶ。

あとは、指示に従ってインストールを進める。

※NTTのダウンロードサイトの「3Dグラフィックスのエミュレート」に、3Dグラフィックス操作用のツールについて書かれているが、今回は割愛。

なお、iアプリ開発キットのインストール先をデフォルト以外のフォルダにした場合には、Eclipse 起動後に設定の変更が必要のようだ。

Eclipse を起動し、[Window] メニューの [Preferences...] で「Preferences」画面を開き、左のツリービューから [DoJa-5.1 Environment] をクリックして、「iαppli DevelopmentKit for DoJa-5.1のインストール先」が正しいフォルダが指定されているか確認しておく。

(3) テストアプリの作成 (HelloWorld)

とりあえず、HelloWorld アプリを作ってみることにしよう。

[File] メニューから[New]->[Project...] を選び、「Select a wizard」画面で "Java" の中の "DoJa-5.1 プロジェクト" を選んで [Next] ボタンをクリック。
プロジェクト名を HelloWorld として作成する。

プロジェクトができあがったら、Package Explorer で src フォルダにパッケージ hello、その中にクラス World を作成することにしよう。
クラス World の Superclass は "com.nttdocomo.ui.IApplication" とする。
iアプリの作成 - クラスを定義

World.java ファイルに、たとえば以下のような変更を加える。
package hello;
import com.nttdocomo.ui.Display;
import com.nttdocomo.ui.IApplication;
import com.nttdocomo.ui.Label;
import com.nttdocomo.ui.Panel;
public class World extends IApplication {
public void start() {
Panel obj_panel = new Panel();
obj_panel.add(new Label("Hello World!"));
Display.setCurrent(obj_panel);
}
}
では実行してみよう。

[Run] ボタンをクリックすると、"Create, manage, and run configurations" 画面が表示される。
左のツリービューから [DoJa-5.1 アプリケーション] を選び、下の [New] ボタンをクリックする。
項目が追加されるので、[Name] 欄にたとえば "HelloWorld" と入力し、[Run] ボタンをクリックする。

iアプリ開発キットが起動して、"Hello World!" と表示されれば実行成功である。
iアプリの作成 - 起動

※もし、下のようなエラー画面が表示されたら、Path 環境変数に JDK の bin フォルダを追加し、Eclipse を再起動すると直るかもしれない。
iアプリの作成 - jar ファイルが作成できない

(4) iアプリの公開

作成したiアプリは、bin フォルダの中に作成される。

フォルダを開いてみると、HelloWorld.jar のほかに、HelloWorld.jam と Download.html が作られている。
HelloWorld.jam はテキストファイルで、iアプリの情報が記載されているので、必要に応じて書き換える。
Download.html は、iアプリをダウンロードするための HTML ファイルなので、これも必要に応じて書き換える。

この 3 ファイルを Web サーバーにアップロードし (Download.html はファイル名を変更してもかまわない)、docomo 端末で Download.html を開く。iアプリのダウンロードリンクが表示されているので、クリックするとアプリがダウンロードされ、docomo 端末にインストールされる仕組みである。
posted by K/I at 18:46 | 東京 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | 技術メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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