これを使用すれば、保存してある動画をオンデマンド配信したりライブ映像を配信したりすることができる。
今回インストールしたバージョンは Flash Media Development Server 4.5。
このバージョンは機能に制約がある無料バージョン (トライアルという位置づけ) である。
必要なスペックは、
- Windows
- 3.2GHz Intel® Pentium® 4 processor (dual Intel Xeon® or faster recommended)
- Microsoft® Windows Server® 2008 R2 (64 bit) or Windows® 7 (32 bit; for Adobe® Flash® Media Development Server only)
- 64-bit operating systems: 4GB of RAM (8GB recommended)
- 1Gb Ethernet card recommended (multiple network cards and 10Gb also supported)
- Linux
- 3.2GHz Intel Pentium 4 processor (dual Intel Xeon or faster recommended)
- Red Hat® Enterprise Linux® Server 5.5 (64 bit) or Linux CentOS 5.5 (64 bit)
- 64-bit operating systems: 4GB of RAM (8GB recommended)
- 1Gb Ethernet card recommended (multiple network cards and 10Gb also supported)
1. インストーラーのダウンロード
まず、Adobeサイトから、インストーラーをダウンロードする。2. インストールの実行
ダウンロードしたZIPファイルを開くと以下のように展開される。Windowsフォルダー内の
FlashMediaServer4.5.exe
が32bit版のインストーラーらしい。シリアル番号の入力を求められるが、何も入力しなければ Adobe Flash Media Develpment Server がインストールされる。
RTMP 経由ではなく、HTTP 経由でストリーミング配信したい場合は Apache 2.2 もインストールする (モジュール f4fhttp_module, jithttp_module, hlshttp_module がインストールされる)。
管理者のユーザー名とパスワードを入力。
Administration Console でログインするときに使うもの。
すでにポート 80 が使われている場合は、使われていないポート番号を指定する。
これが RTMPT と HTTP で使うポートになるらしい。
ポート 1935 のほうは変更するとたいへんだと書かれているので、たとえば 80 → 8080 に変更するなら 1935,8080。
ファイアウォールの設定ダイアログが表示された。
インストール完了するとブラウザーが開き、Server Start Screen と Administration Console が表示される。
Administration Console で、[Server Address] に "localhost"、[Username] と [Password] にインストール時に設定したユーザー名とパスワードを入力して [Login] するとコンソールに入れる。
3. インストールの確認
次のいずれかの方法で Start Screen を起動して正常にインストールできたかどうか確認できる。- Windows スタートメニューから「Adobe Flash Media Server Start Screen」起動
- Webブラウザーで
(インストール先ディレクトリ)/webroot/index.html
を開く (実質、前項と同じ) - Apache をインストールした場合は Web ブラウザーで
http://localhost
にアクセス
動画がはじまらない場合は、右側の "STREAMING" パネルの三角矢印ボタンのどれかをクリックしてみる。
今回はここまで。