2006年11月15日

VMware Player + Qemu でフリーのバーチャルOS環境構築

VMware Player + Qemu で、バーチャルOSを使用する手順を説明する。

Qemu
http://bellard.org/qemu/

VMware
http://www.vmware.com/

VMware Player は有償版に比べて解像度が低いなどの問題はあるものの、無料で利用できるのは魅力的だ。

※VMware Player は、以下のサイトからダウンロードできる:
http://www.vmware.com/download/player/download.html
ただ、このページからダウンロードするといろいろ質問されて鬱陶しいので、いつも直接 wget でダウンロードしている。
たとえば、バージョン 1.0.2 で Build 29634 なら、
wget \
http://download3.vmware.com/software/vmplayer/VMware-player-1.0.2-29634.exe

でダウンロードできるようである。
[2014年10月16日追記]
現在は、以下の URL から煩わしい質問無しにダウンロードできる:
https://my.vmware.com/jp/web/vmware/free#desktop_end_user_computing/vmware_player/6_0


使用したのは VMware Player 1.0.2 で、VMware Workstation 5.5.2 に入っていたもの。
ホスト OS は、Windows XP Professional Service Pack 2 を使用した。

斜体の文字は、任意の文字列に置き換える。

(1)Qemu に同梱されている qemu-img で、VMware のディスクイメージを作成する。

qemu-img.exe create -f vmdk OS名.vmdk 8G

(2)VMware 構成ファイルを作成する (拡張子 .vmx)。ファイル名は任意だが、ディスクイメージと合わせるのが無難。

config.version = "8"
virtualHW.version = "3"
scsi0.present = "TRUE"
scsi0.virtualDev = "lsilogic"
memsize = "256"
MemAllowAutoScaleDown = "FALSE"
ide0:0.present = "TRUE"
ide0:0.fileName = "OS名.vmdk"
ide1:0.present = "TRUE"
ide1:0.fileName = "D:" ← CD-ROM のドライブを指定
ide1:0.deviceType = "cdrom-raw"
floppy0.present = "FALSE"
ethernet0.present = "TRUE"
ethernet0.connectionType = "bridged"
usb.present = "TRUE"
sound.present = "TRUE"
sound.virtualDev = "es1371"
sound.fileName = "-1"
sound.autodetect = "TRUE"
displayName = "表示名"
guestOS = "other26xlinux"
nvram = "OS名.nvram"

上記は、Linux を仮想ハードディスクにインストールする場合の構成例で、ゲスト OS の構成に応じて設定は変更する。
guestOS の値は、
  • win98: Windows 98
  • win2000pro: Windows 2000 Professional
  • win2000serv: Windows 2000 Server
  • winxphome: Windows XP Home Edition
  • winxppro: Windows XP Professional
  • win2000AdvServ: Windows 2000 Advanced Server
  • win2000Serv: Windows Server
  • win2000Pro: Windows 2000 Professional
  • other26xlinux: Linux 2.6.x
  • freebsd: FreeBSD
  • solaris10: Solalis 10
など。
VM/VMware/VMX ファイルに、詳細な一覧がある。
ethernet0.connectionType は、とりあえず bridged にしてインストールするとよい。これはインストール後、VMware Player 上で変更できる。

また、ISO イメージから起動させたい場合には、
ide1:0.present = "TRUE"
ide1:0.fileName = "ISOイメージのパス"
ide1:0.deviceType = "cdrom-image"
などとし、フロッピーディスクから起動するには、
floppy0.present = "TRUE"
floppy0.fileName = "A:"
などとする。

(3) VMware Player を起動する。
構成ファイルの場所を聞かれるので、(2) で作成したファイルを指定する。
起動時、必要に応じて BIOS の設定オプションを変更する (VMware の起動画面が出たら、画面上をクリックして F2 キーを押す)。

(4) OS をインストールする。
あとは、インストーラの指示に従ってインストール作業を進める。

なお、途中で失敗して再起動すると、前回の状況から再スタートしてしまう。
これを回避するには、.vmx ファイルを開いて空行以降をすべて削除し、.vmx および .vmdk ファイル以外を削除してから起動する。


【変更履歴】
2007-10-31
タイトルを「VMware を無料で使う」から変更
VMware のダウンロードURLについての記述追加
2007-11-23
guestos の部分追記
2007-12-15
guestos に Win 2000 追記
2014-10-16
VMware のダウンロードサイトの情報追記
posted by K/I at 12:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 技術メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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